くつずれBlog

雑な記録です。

ポルトガルに行ったはなし (6日目)

2016年9月19日

リスボンのホステルで目覚める。

この日は夜にベンフィカの試合を見に行くことがメインの予定なので、日中はリスボンの街中をブラブラすることにした。

お昼は、地球の歩き方を見て気になった Zé dos Cornos に行った。そこでは緑のワインという意味のヴィーニョヴェルデを飲むことができた(長いので緑ワインと書きます)。近所のおっちゃんがパッとお店に現れては、カウンターに立ち、ポケットからコインを出して1, 2杯ワインを飲んで帰るような光景がよく見られた。現地の人の日常を感じられるお店はグッと来るものがある。

初めはビールを飲んでいたけど、その光景を見て自分も飲んでみたいと思い、カウンターのサーバを指さして注文した。サーバから注がれた緑ワインは、パッと見は白ワインなんだけど、よく見ると白ワインよりもうっすら緑色に見える。なるほど、だからヴィーニョ・ヴェルデなのね。で、ほんのり炭酸がきいていてめちゃくちゃ美味しい。しかも1杯1ユーロ未満とびっくりするほど安い。美味しすぎて3杯くらい飲んでしまった。

あとはお店の名物である骨付きの肉も食べた。ビール・緑ワイン・赤ワインとお昼からたくさん飲んでしまった。

一旦宿に戻って部屋の窓を開けていたら入ってくる外の風が気持ち良すぎて、そのまま昼寝してしまった。ヨーロッパ旅行中に昼寝するなんて贅沢過ぎるけど、めちゃくちゃ気持ちよかった。お昼のワインが効いてるだけなんだけど。

ベッドから見える白い窓枠と、その奥に広がる青い空の光景が脳裏に焼き付いている。写真撮っておけばよかった*1

maps.app.goo.gl

朝散歩
美味すぎたヴィーニョヴェルデ

ベンフィカの試合は夜20:30キックオフとかなり遅いので、まだまだ時間がある。リスボンからテージョ川を跨いで南にあるアルマダに行ってみることにした。Belem駅の近くに船着き場があり、そこから船でアルマダに渡ることができる。船から見えるリスボンの街並みがまた綺麗だったけど、写真だとあまり伝わらない。

アルマダにはおしゃれな通りがあってそこに飲食店が立ち並んでいた。お昼あんなに食べたのに、イワシを食べている人につられ、夕ご飯として食べた。初日に食べたのがイワシでなくアジだったのでリベンジイワシである。メニューを眺めていると、"シュリンプ" という文字が目に留まり、エビも良いなと思って頼んだところ、想定していたよりもオシャレな一品が来た。一人で食べているのがなんだか虚しくなってしまった。

リスボン
アルマダ行きの船の上から
イワシとおしゃれシュリンプ

ダラダラ過ごしたあとリスボンに船で戻り、ベンフィカの公式ユニフォーム*2を購入して、ベンフィカの本拠地であるエスタディオ・ダ・ルスというスタジアムに向かった。

トンデラのスタジアムと違い*3、収容人数65,000人という巨大スタジアムにかなり興奮した。しかも月曜というど平日にも関わらず、50,000人を超える観客が来ていた。サッカーへの熱狂度が日本とは全然違う。現地での熱狂を感じるためにホームのゴール裏の席で観戦することにした。試合前のオープニングセレモニーで、ベンフィカのシンボルである鷲がスタジアムを飛ぶパフォーマンスを観ることができた。動画は撮らなかったけどYouTubeにいくつか上がっているので、下に貼っつけておく。

試合は ベンフィカ 3-1 ブラガで見事にベンフィカが勝利した。熱い試合を見ることができた。良いプレーに対する拍手喝采や、相手チームへのブーイング、惜しいシーンでの「ウー!!!」という観客のうめき声、ゴールした時に皆が立ち上がってチャント (応援歌) を歌うシーンが特に印象に残った。日本のスタジアムとは何か雰囲気が違う。試合中の様子を少し動画に撮ったら得点シーンが撮れたのでアップしておく。

本拠地での試合に満足し、歩いて宿に向かっていると昨日と同様、東洋人がベンフィカのユニフォームを着ていることが珍しいのか、何人かに話かけられた。ポルトガルの人々はサッカー好きだな。

翌日は日本に帰る日。

youtu.be

試合前の鷲

www.youtube.com

エスタディオ・ダ・ルス

平日でこんなにお客さんが入る

*1:2023年現在時点でそのホステルを調べたらかなりリフォームされていた。残念

*2:FCポルトのときはケチってレプリカを買っていた

*3:トンデラのエスタディオジョアン・カルドーゾは収容人数5,000人